潜入ルポ！昔ながらの湯葉屋さん！！

カミゾノ@実家で休暇満喫中ー。

前にも何かで書いたかもしれませんが、私は大の豆腐好きです。
その兄弟分、湯葉にも目がないんですが、地元彦根には昔ながらの製法を
守ってる湯葉屋さんがありまして、帰省の度にドカっとまとめ買いしに行きます。

で、今日もチャリンコでいってきました。
このお店、販売しているすぐ横に釜が並び、昔ながらの製法で湯葉を作ってるから
毎回毎回、お店見学がヒジョーに楽しいのです！

もう何度も来てるので顔を覚えてもらっていたのか、
「写真撮らせてもらっていいですか～？」と尋ねてみたら、快諾してもらえました。
ついでにブログ掲載もOKとのこと。

というわけで、ふふふ、ご紹介しましょう。

ここが湯葉屋の大半さん。

彦根城下のわが町にはこういう町屋があちこちに残ってます。

「御湯葉」の看板もしぶい。

お店の内部。

湯葉は豆乳を加熱して、その表面にできる膜をすくいとるんですが、
ご主人の説明では最近は大抵、湯せんで作られてるらしいです。

対して大半さんの湯葉は豆乳を張った銅鍋を、炭の直火でじーっくりと
温めてつくる昔ながらの製法。炭火を使う分、甘みが増しておいしく
仕上がるようです。

湯葉っていうと、私なんかはどうしても京都のイメージがあるんですが、
その京都でも炭火で湯葉を作っているお店はもうほとんどないようで、
ご主人いわく

「湯せんは効率はいいけど、味がやっぱり炭火にかなわんし、
うちは効率悪くても、昔のやり方を続けてるんやけどね～。」

ってことであります。たしかに、ここの湯葉を食べたら、スーパーのは食べれません。

豆乳が張られた釜。
左のほう、光ってみえるのは豆乳がテカってるんじゃなく、
できかけの湯葉です。

良い頃合になったら、

スーっと竹串にはわせて、

クルクルっと竹筒に巻きつけます。この間、3秒もかからず。
いや～、熟練のプロの業！

ちくわではありません。
竹筒に2枚の湯葉を重ねてはりつけ、乾燥させてるところ。

完全に乾燥したら竹筒から抜き取って、乾燥湯葉が完成！
3日かかりの工程だそうです。

ちなみに、湯葉というと「生湯葉」が取り上げられがちだけど、
昔っから伝わる湯葉というのは実は乾燥湯葉なんやそうです。

ああ、食べるのが楽しみ。
大半さん、また寄せてもらいます～～～！