April 28, 2005
道後温泉レポート
あったかくなってきましたね。
ていうかもうアツイですね。
でこりんです。
「リレーエッセイ 1万円ポッキリで何処までいける?」の
ボクの文章は読んでいただけましたか?
今回は実際に行ったレポートをお送りいたします。
いや~、行ってきちゃいました。道後温泉!
やっぱ良かったわぁ~。
すっかり癒されて帰ってきました。
今回は以前ご紹介した公共交通機関は使わず、
自家用車で行ってまいりました。
ちょっと寄り道をして現地に到着したのはお昼の2時半。
平日だったのもあって、こんな時間はやっぱり観光客は少なく、
まったり~とした空気が流れていました。
松山の中心地を抜けると徐々に車の通りも少なくなり、
路電がコトンコトン~とゆっくりと這う町並みが目に入ります。
道もだんだん細くなり、曲がり角をいくつか曲がると
いつの間にか道後温泉本館の前に来ます。
車はこの本館の横にある公共駐車場(30分100円。安い!!)に停めることができます。
もちろん他にもいくつか駐車場はありますが、
混んでいなければここが一番良いかな、道後を楽しむのに。
道後エリア内へのアクセスの面、値段の面、高台からの眺めなど、
ま、特別な理由がなければ他へ駐車する必要もないでしょう。
車を停めたらそのまま坂を下り、1分で本館に到着。
前回、「道後温泉」としかボクは書かなかったけど、
それはこの本館を指します。
本当はここ以外の共同浴場も道後にはあります。
(今度は他のも見てみようと思います。)
2年前に来た時は時間が限られていたので純粋に温泉を楽しんだだけでしたが、
今回は館内の休憩も味わってみたかったので
二階の休憩室つきの「神の湯二階」という入浴券(¥620)を購入。
下駄箱へ靴を入れ、受付を過ぎ、奥へ案内されました。
階段を上るとハイ、休憩室でございます。
ここがもうすでに「千と千尋~」の雰囲気。
座布団のところへ案内され、浴衣がもらえます。
男性はここで浴衣に着替えるのも可。
貴重品は100円ロッカーへ。
他のものは座布団のところにあるケースに入れておきます。
(あのケース、何て言うのかな?)
さてさてそのまま別の階段を降りていくと、いよいよ共同浴場の1階です。
まずは広い脱衣所で服を脱ぎ、タオルを持っていざ!
あ、そうそう、タオルは石鹸つきで200円で売っています。
ボクは昔から温泉に行くたびにタオルを買っています。
ちょっとしたコレクション。
草津温泉のは5~6本ある。
宮城の温湯(ぬるゆ)温泉のもいっぱい持ってます。
浴室に入ったら、まず体を洗いましょう。
明るい時間から温泉で体を洗い、湯につかるって、贅沢ですよね。
一通り洗ったら、さぁ、いよいよあのアツ~イ湯船に・・・!
と、かなり警戒してお湯に触ったのですが、あれ?そんなに熱くない・・・。
ま、熱めのお湯ではあるけど、そんな入るのに苦労しなかった。
2年前は、苦悶の表情で徐々にお湯につかりました。
が、今回は実に快適な温度。
この差はなんなのだ?
前回がたまたまだったのか、今回だけがそうなのか、
あれこれ考えるのも3秒ぐらいでおしまいにして、
ゆっくりとお湯を堪能。
なんなんでしょうねぇ。この満足感って。
お客が少ないので今回はとても湯船が広く感じました。
“通なおいちゃん”らは3〜4人いました。
全く同じ造りの浴室が二つあって、もしやもう一方はアツイのか!?
と期待して両方入ってみましたが同じ温度でした。
少しだけ残念。
ひとしきり温泉を堪能して浴衣を着、先の休憩所へと木の階段を登ります。
自分の座布団のところに着いてふぅ〜と汗を拭いていると、
宿のお姉さんがお茶を出してくれます。
そう、この「神の湯二階」という券には、お茶とお茶菓子が付いているのです。
ん?でも何か変な器で出てきたゾ!?
ボクは無学なので知らなかったのですが、
これは“天目”と言って、昔お殿様のようなお偉い方にお茶をお出しするときに
使われていたそうです。
ボク、こんなの見るの初めて。
ちょっと、得した気分。
お茶菓子も地元のなんでしょうね。美味しかった。
4月下旬の暖かい午後、熱いお湯から上がり、
窓も扉も全開で、熱いお茶を飲みながら、
町の風景、行き交う人々、写生に勤しむ中学生を眺め、
窓のすぐ上にある巣に時折飛んでくるツバメと目が合ったら、
それはもう幸せな時間。
誰かに分けてあげたくなるほど。
あ、すぐ目の前に“ビール”の文字が・・・。
明日は温泉の後のお楽しみについてレポート。(つづく)
http://www.noasobiya.jp/noasobi/mt/mt-tb.cgi/39
youさん、ありがとうございます。
乱れ箱!そりゃまた雅な名前でございますね。
お子さんのベッドになってしまうんですか。
さぞや可愛い娘さんなんでしょうね。
いつか野遊び屋にご家族で遊びに来てくださいませー。