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2005年05月16日

「一万円の旅 ~徳島・高知サーフトリップ~ 前編」

アツシです。
リレーエッセイにて課題になっていた、一万円の旅に先週行ってきました~。


~出発前夜 5月10日(火)夕方~

明日からのサーフトリップのために、ネットにてポイントと波の情報をチェック。

がっ・・・
「なっ、波がねぇ~!」(心の叫び)

そんな予感はしていたけど、それにしても無さすぎっ!

というわけで、題名変更!

「一万円の旅 ~徳島・高知下見の旅~ 前編」
うっ、なんかいきなりしょぼくなった・・・

気を取り直して、一応(あくまでも一応)サーフカヤックの装備を車に積み込み、
準備開始。

サーフカヤックの装備はこんな感じです。
・サーフカヤック(Mega Airforce) 1艇
・パドル 2本
  両方とも194cm,フェザー角45度(メインパドルはAT2)
・PFD,ヘルメット(←サーフィンする時は重要っす!)
・ウェア類(今回はドライトップを用意)
などなど

寮に寄って、シャワーを浴びて、23時頃にいよいよ出発!
徳島市内で渋滞にはまるのを避けるために、夜中のうちに移動することにした。

国道11号を東進、徳島市内に入り国道55号を南下。
午前2時頃に日和佐町にある「道の駅 日和佐」に到着~。
とっとと、豪華なベッドルーム(ワゴン車の荷室だけど・・・)で就寝ーzzz


~1日目 5月11日(水)~

朝起きてすぐに携帯電話にて波情報をチェックするが、やっぱり波はなし・・・

サーフィンのポイントの下見をしに行くにしても、時間をもてあますし、ちょっと
作戦でも練ろうかと思ったところで、道の駅にある施設の「足湯」がオープン。
しかも無料!

足湯.JPG

ゆっくりつかりながら作戦を考えることに。

足.JPG

(失礼・・・)

と、地元のおばちゃんが「接待ですっ」と、赤飯のおにぎりとお茶をくれました。
こちらにはお遍路さんにお茶などをふるまう「接待」という風習があるのです。
まわりを見渡すと、札所がすぐそばにあるせいか、白装束のお遍路さんが、
入れ代り立ち代り訪れていました。

足もすっきりとし、お腹もくちたとこで、さてもう一度寝るか!
って、いかんいかん・・・
そこで地図を見たら、ひらめくものがっ。
「そうだっ、四国最東端の蒲生田岬へ行こう!灯台も有るし。」

〔アツシの習性その1:灯台の有る場所によく出没する〕
海を見渡せる見晴らしのいい場所に有るというのも理由の一つだけれども、
一見荒涼とした風景の中に建っている灯台に、なにか惹きつけられるものが
あるのです。
島旅のときもそうなんだけど、ちょっと足をのばせば寄れる場所に灯台がある
ときは、必ずといっていいほど寄っているくらい。

と、決まれば早速移動。国道55号を徳島方面にちょっと戻り、海岸線に沿って
走る細ーい県道をうねうねと走ることしばし。

見えてきました、蒲生田岬灯台。

蒲生田灯台.JPG

えっちらおっちら丘を登って、灯台まで。
ちなみに、蒲生田岬のある阿南から室戸までは「室戸阿南海岸国定公園」に
指定されており、特に蒲生田岬から南西に約35km行った所にある牟岐町
までは、断崖絶壁の雄大な海岸線が続いています。

で、岬でもの思いにふけったりして。

蒲生田岬.JPG

「この海の向うには何があるのだろう?」
「・・・紀伊半島やな。」

と、一人突っ込みを入れたりなんかして・・・

岬に来るまでにずいぶんと時間をくってしまったので、早々に出発。
なるべく海岸線に近い道を選んで、南下。
だけど、険しい海岸線が多いので、山道ばかり走ることになり、海を望めず
ちょっと残念・・・

途中2箇所ほどサーフポイントをチェックしていくが、やっぱり波は無し・・・
ぼーっと一人海岸に突っ立って海を見てても、無いものは無い・・・

すっかり日も落ちた頃に「道の駅 宍喰温泉」に到着。
近くの食堂で夕食をすませ、本などを読んで就寝ー。

って、昼めし食べるの忘れてた~

<続く>

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