2007年01月23日
マツのコタン日記-氷上露天風呂
「今年の冬は暖冬だ」と、あちこちで耳にしますが、
然別湖はガッツリ凍れております。やっぱり冬はこうでなきゃね!マツです。
結氷した湖の上に出現する、冬だけの露天風呂↑
先週の土曜日(1/20)に、然別湖コタンがオープンしました!
この日に向けた、過密なスケジュールの作業も、ようやく一段落、
僕の体に溜まった乳酸も、ようやく抜けてきました(笑)
そんな体を癒すのにもってこいなのが、この氷上露天風呂!
入った時、視線の先にあるのは、結氷している湖面と、綺麗に雪化粧された山々…
風呂桶以外は全て氷で、湖畔にわき出る温泉の、
源泉掛け流し。しかも入浴料はタダ!
入る前から更衣室もイグルーだし、もちろん暖房なんて無いです。
だから服を脱ぐのに、ちょっと勇気がいりますよ。
でも、「わぁ~!」っと入ってしまえばそこは天国。
ぼけ~っとして、ついつい長湯をし、毎回の様に、のぼせそうになる僕。
そんな、氷上露天風呂と、湖畔のアイスバーが、コタンの2つの目玉です。
露天風呂へ入った帰りに、アイスバーでクイッと一杯…
この時の、楽しそうなお客さんの笑顔を見るのが、何より嬉しいです!
さて、次回はアイスバーを紹介します。
と言うわけで、クイッと一杯やってきま~す!
↑ちゃんと昼間は仕事をしていますよ!
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2007年01月13日
マツのコタン日記-意外と暖かい
先日の嵐が嘘のように、穏やかな日が続いています。
北の大地の様相は、天気で一変するんだと、つくづく思う今日この頃…マツです。
↑着々と出来上がる湖畔のイグルー
然別湖生活も早10日、常にマイナスという気候にも慣れ、
ふと自分の格好を見ると、香川でバイクに乗る格好よりも薄着なんですよ!
「実は寒くないんじゃ無いか?」と温度計をのぞくと、-15度だったりする(笑)
ちょうど、-15度くらいで鼻毛が凍りはじめて、思いっきり鼻呼吸すると、
モゾモゾした違和感を覚える。-25度にもなると、立ってるだけで肌が痛い…
とは言いつつも、本州のスキー場で滑ってる格好と大差無い格好で、
日々生活できるところが、北海道の冬の不思議です…案外暖かいんですよ!
さてさて、あと一週間で開村!
上の写真の右に見えるドームがアイスバー
中央のアーチ状の壁の見える部分が、アイスホールになる所
左の湖上へと続くスロープを下りていった所に、氷上露天風呂を作ります!
一番風呂を夢見て、イグルー造りに励んでおります。
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2007年01月08日
マツのコタン日記-ブロック作り
新年5日に然別湖に到着...途端に昨日の嵐です。
いや~、猛烈な風と雪に手荒い洗礼を受けました、マツです。
と言うわけで、昨日(7日)の仕事はお休み。まだ6日と今日の二日しか
働いていませんが、着実に成長しているのは、イグルーと僕の筋肉痛(笑)
↑全面結氷した然別湖
全ての作業を人間の力で進めるコタンで、筋肉痛はつきもの。
まずは初日の『ブロック作り』
雪と湖の水を混ぜたシャーベットを、固め、凍らせて、
1コ1コブロックを作り、それを積み重ねて、全てのイグルーを形作るのですが、
最終的に使用する数は、数千個...一つの重さが20kg以上あるので、
お正月で鈍った、僕の腕や腰は、大変喜んでいます!
この喜びが、完成したとき、僕達の感動と、訪れてくれたお客さんの、
感嘆の表情に繋がるわけで、1月20日(土)の開村に向け、
徐々にペースアップしていきます。
今、手がけているのは、アイスバーですが、一つ一つブロックを積みながら、
今年の出来上がりと、お客さんの驚く顔を、思い浮かべるのが、
何年やっても変わらない、この時期の楽しみなんです!
さぁ~て!どんどん作るぞ!
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>画伯・山ヘタレちゃんさん
ご無沙汰しております。
氷のブロックは中々手強いですよ!日々奮闘しております。
天井ももちろんブロックで作ってありますよ。作り方はな・い・しょ(笑)
とてつもなく讃岐うどんが食べたいマツでした。
Posted by: マツ : 2007年01月13日 20:21マツさん、楽しい画像ありがとう!
氷のブロック積み上げるんだね~
凄いな。。。
でも天井はどうなってるのかなぁ~?
ぼちぼち讃岐ウドン恋しくなってきた!?
2007年01月03日
明けましておめでとうございます!
新年明けましておめでとうございます!野遊び屋 マツです。
いよいよ、2008年も始まりました…本年も精一杯、野遊びに精進しますので、
どうぞ、今年も野遊び屋をよろしくお願いいたします!
新年一発目は、ご挨拶と共にマツのコタン日記 第1弾です!
僕の行くコタン(アイヌ語で【村】)は、十勝の然別湖の湖上にあります。
湖の凍った真冬だけに現れる、湖上の村【然別湖コタン】
北海道ですから、寒いのは当たり前(笑)
その寒さを、どれだけ楽しめるかがポイントなんです!
↑早朝上がる気球からの景色
湖上に氷上露天風呂を造り、湖のど真ん中で温泉に浸る。
湖上のイグルー、その張り詰めた静けさの中で眠る。
湖畔に造られた巨大イグルーには、25年間積み上げられた、
技術の結晶が光り、一面美しい氷で彩られたバーで一杯。
去年、僕が作った凸凹グラス
他にも、たくさんのイグルーを造って、結婚式をしたり、お祭りしたり、
「厳しい冬を、精一杯楽しんでやろう!」って意気込みが満ち溢れています!
僕は、今年で5年目。寒いけど暖かいコタンで、
沢山の先輩たちに指示を仰ぎつつ、イグルー造りに汗を流します!
さてさて、何回乗っても長い、名古屋~苫小牧の38時間フェリー(笑)
「飛行機だったら1時間半なのになぁ」なんて思うのはいつもの事で、
とろとろ船に揺られて、北海道へ向かいます。
僕はいつ、讃岐うどんが恋しくなるのかな?(笑)
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